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瞑想の始め方



瞑想を始めたならば、少なくとも一定の期間は継続してやらななければあまり意味がありません。 ある程度、瞑想のコツがわかるまでは、「つらい」、「おもしろくない」、だけに終わってしまう可能性もあるからです。

それでは、せっかくの決意とやる気がもったいないというものです。

なぜなら、ほんとうは、ものすごくおもしろいものだからです。


ですから最初は、自分が通えるような瞑想センターや瞑想会などを探して通ってみるとか、あるいは週末などを利用して、数日間の瞑想グループなどに参加してみるのがよいかもしれません。


私がはじめて瞑想したのは沖ヨガの道場でした。

ヨガのアサナや強化法・浄化法などのカリキュラムのひとつとして、半結跏趺坐をして30分ほど坐禅をするという時間がありました。

しかし当時の私にとって、その30分の長いこと長いこと、といったらありませんでした。

10分が一時間のように思われたのです。30分は永遠に来ないのではないか、と絶望的に、瞑想が終わるのを待ってました。


それから何年かたつと、今度は45分のヴィパッサナ瞑想の座る時間が、あっという間に感じられるようになってました。でも、それには何年かの時間の経過があったのです。

最初からこういう静かに座すという瞑想が好きになるのは、ごく少数の人だと思います。

普通は、身体を動かしたり、マントラをとなえたりする瞑想が入りやすいだろうと思います。


瞑想をするときには、最初のうちは、一定期間(一週間くらいは)、同じ場所で、同じ時間に、同じ雰囲気の中でするようにしてみてください。

通常は、夜から朝にかけての時間、または昼から夜になる端境期の時間が瞑想に適しているといわれますが、自分の生活の中でもっともリラックスしてとれる時間を選んだらよいと思います。そして、できるかぎり毎日、その時間に同じ瞑想をつづけてください。


場所のセットアップも重要です。瞑想用の座布団を作り、瞑想のときはそこに座るとか、好みの香をたくとか、自分の尊敬する師の写真などを飾るとか、、、自分の気に入ったスペースをクリエイトしていくと、そこに瞑想の雰囲気が蓄積されていって、一定の磁場が形成されてきます。そうすると、その場所に座っただけで、瞑想の雰囲気が降りてくるのをかんじるようになり、瞑想がなりやすくなるでしょう。


瞑想のとき、目をつぶったほうがいいか、少し目を開いてしたほうがしたほうがいいか、それは人によります。


目をつぶったほうが深く入ることができるという人もいるし、そうすると気が散漫になってしまうという人もいます。自分でためしてみるとよくわかります。

通常、坐禅は半眼で座り、ヴィパッサナは目を閉じて瞑想します。旋回瞑想(ワーリング)は目を開いて回転し、ダイナミック瞑想は目を閉じてジャンプします。


基本的には、それぞれの瞑想法のガイドにしたがったらよいと思います。




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